
グーグルアドセンスの審査に合格できない・・・。どこがダメなのかが、明確に分からないので対策がし難くて困っている。
アドセンス審査に合格できない時期が続くと、それが悩みになっちゃたりしますよね。少なくとも、僕はかなりストレスでした。なんせ、13回も不合格だったので(笑)
今回は、上記のような悩みを持つアドセンス審査突破を目指す人たち向けに記事を書こうと思います。本来、書きたいジャンルでは無いのですが、合格までにあまりに苦戦したため、同じような境遇で苦しんでいる方の一助になればと思い書くことにしました。
アドセンス合格のための本も、非常に参考になったので興味のある方はこちらを読んでみるのもアリかもしれません。自分では気付かない合格のためのポイントが判るかもしれませんよ!

グーグルアドセンス審査不合格の詳細な原因は判らない

結論から言うと、明確な原因やどの対策が有効だったのかは、ハッキリとはわかっていません。何故なら、グーグルが細かな部分を明示してくれないからです。
当ブログの場合は、『価値の低い広告枠(コンテンツが複製されたサイト)』や『コロナウィルスの影響のため』と言う不合格理由でした。コロナに関しては、審査すらされていないですが(笑)
ただ、原因が判らないなりに手探りでも分析して実施した対策なので、1発合格などの方よりも詳しく紹介できると思います。
アドセンス合格時のブログのスペックと状況
一般的に言われているアドセンス対策(プロフィール、プライバシーポリシー、お問い合わせフォームの設置、コピペチェックやXMLサイトマップの作成など)は上記の通り、一通りやっていたつもりですが、効果があるのかどうか疑問に思うものも多いです。
例えばプロフィール、プライバシーポリシー、問い合わせフォームの設置に関しては、設置しなくても審査に合格したという情報もツイッターやネット上に結構あったからです。このように、一般的に対策と言われているものが無くても合格した例はちょっと検索すれば山ほど出てくるので、そこはあんまり気にしすぎる必要はないのかなと思っています。(ただ、対策しておくのに越した事はないと思います)
- コピペチェック(一致率は低く抑えたが、複製で不合格になりました)
- リンクや他広告を貼らない(貼っていても合格しました)
- 画像はオリジナルのみ(フリー画像使っての合格者も多数)
- プロフィールなどの固定ページの設置
- 404ページにアドセンス審査コードを表示させない(こちらのブログを参照しました)
コンテンツの複製向けに対策したこと

- 一旦特化サイトにする
- ユーザーにとって有益な情報を徹底して掲載する
- あまり競合がいない記事を書く
アドセンス合格まで一旦特化サイトにする
当ブログは、雑記ブログとしてスタートしましたがアドセンス合格時はグルメ記事のみを公開しており、言わば『グルメの特化サイト』となっていました。理由としては、映画や転職の記事は、他のブログサイトでも取り扱いが多くコピー記事扱いになるのではないか?という疑念や、画像の著作権問題が気になったからです。
また、特化サイトにすることによって、グーグルが重視している信頼性や権威性の点も少しは高められるメリットもあると思いました。
雑記ブログの場合、結構な確率で記事のカテゴリーに関連性がないものも多いと思います。特にブログを始めて間もない人であれば、それぞれのカテゴリーの記事数も少ないので、どれだけ有益な情報を載せていてもグーグルからの信頼性は低いです。

雑記ブログを始めたばかりの人で、アドセンス合格を目指すのであれば、まずは特化サイトで合格用の記事書いた後に好きなことを書くのがおすすめ!
特化サイトにすると決めた後は、それまで公開していた他のカテゴリーの記事は一旦下書きに戻し、グーグルサーチコンソールのインデックスリストから一時的に削除するようにしていました。
ユーザーに有益な情報を書く
コンテンツが複製されたサイト対策で、最も言われていることが「オリジナリティ(独自性)のある記事を書くこと」だと思いますが、ぶっちゃけ無くても大丈夫です。当ブログの、グルメ記事で紹介してるお店の食レポしてるブログは山ほどあります。とにかくユーザーに有益な情報を見やすい構成で書けば問題ないです。

オリジナリティだと思って体験談書いても、普通に不合格になったからね(笑)それよりも、ユーザーに有益なのかどうなのかが重要だと思う!
ユーザーに有益な情報の具体例を挙げると、当ブログのグルメ記事では食レポ(体験談)だけ記載するのではなく、そのお店に「駐車場はあるのか?」、「無ければ近くにコインパーキングはあるのか?」、「予約はしていくべきなのか?」、「お店の雰囲気やメニューはどういったものなのか?」など、ユーザーが気になるであろうことを画像やマップ付きで見やすく記載するようにしています。
でも記事を書く時に、ユーザー目線になるって意外と難しかったりします。僕は、普段車に乗らないので「駐車場の有無」なんて気にしたことなかったです。世の中、色んな環境や立場の人がいるので、誰が見ても分かる有益な情報を書くことをグーグルは求めているのだと思います。
ただ、上でも書いたように「ユーザー目線で記事を書く」のは最初の内は難しいです。その解決策は『同じカテゴリーの記事を書いていて、且つアドセンス合格しているサイトの構成を真似ること』です。実際、当ブログもたくさんのグルメブログの良いと思う構成を参考にしました。

ぶっちゃけ、アドセンス合格者の記事構成を真似るのが間違いないです!ただし、真似るのは構成だけで、文章は自分で書くことが重要です!
出来るだけ競合の少ない記事を書く
正直、これはかなり難しいので気休め程度だと思ってください。ネット全盛の現代社会において、「まだグーグルにない情報」を独自入手する事はほぼ不可能でしょう。
一応例を挙げておくと、当ブログの場合は「飲食店の新店舗情報」とかを書いていました!新店舗の場合、検索しても出てくる情報が少ないので、必然的にオリジナリティが高まります。

自分の書いてるブログカテゴリーで、最新情報を入手できたらそれをまとめて記事にしちゃうのもアリ!
コロナ向けに対策したこと

- 記事数を増やす
- PV(アクセス数)を増やす(ブログランキングへの登録)
- タグページの削除(コンテンツ量の少ないページの削除)
- 申請までの期間を空ける(6〜7日程度)
最近多いのが「コロナウイルスのため審査できません」という審査もされず不合格になる場合です。ただ、一方でキチンと審査され合格している方も居ます。審査されるサイトとコロナの影響で審査されないサイトの違いに関しても、ハッキリと理由はわかっていません。多分、グーグル側がコロナの影響で今までの審査分量を捌き切れないため、審査するブログの優先順位を付けているのではないかと思います。
その優先順位の付け方の指標の一つとして、アドセンス公式エキスパートである竹中さんのブログでは、オリジナリティや文字数以外の指摘として『アクセス数の少なさ』を仮説として挙げていました。そのため、アクセス数を増加させる施策として、記事数やブログランキングに登録してサイト流入を増加させることを中心に対策しました。
記事数を増やす
シンプルに記事数を増やすのも効果的だと感じました。当ブログは13記事で合格。7〜8記事の時はコロナが理由で審査されませんでした。
ツイッターやアドセンス審査対策のブログでは、記事数が2〜3記事で合格した!という報告もたくさんあるので、記事数が少なくても合格するブログもあると思います。
ただ、記事数が少なければ権威性や信頼性の点は評価されにくいと思うので、かなりユーザーの有益性が高い記事か相当な独自性が必要になると思います。
PV(アクセス数)を増やす(ブログランキングへの登録)
PV数(アクセス数)を増やすための対策で一番効果的だったのは、ブログランキングへの登録でした。ブログランキングとは、人気ブログをランキング形式で紹介しているサイトで、初心者でも登録しておけばアクセスが集めやすいです。
実際、当ブログのPV数も大きく伸びました。登録前(PV:0〜10/日)→登録後(PV:80/日)
当ブログが登録したブログランキングは、下記の2つです。どちらも、かなり有名なブログランキングなので、初心者のうちは登録しておいて損はないです!
タグページの削除(コンテンツ量の少ないページの削除)
これはコロナ向け対策ではないかもしれませんが、コンテンツ量の少ないタグページの削除も実施しました。何故かというと、アドセンス広告の規約でコンテンツのほとんどないページに、広告を貼ることを禁じているからです。
地味にこの対策が、アドセンス審査合格に繋がったんじゃないかなと思ってます。当初、どの記事にも異なるタグをたくさん付けていました。タグをつけると、『タグのページ』が自動生成されてしまいます。それにより、『1つしかコンテンツ(記事)がないタグページ』が大量にある状態でした。
コンテンツ(記事)が1つだけのページは、コンテンツ量が足りていないためアドセンス規約に引っ掛かっていたのだと思います。これは、タグのページだけでなく他の自動生成されるページにも言えることです。
例えば『カテゴリーページ』などもこれに該当するので、カテゴリー内に少数の記事しかない場合は要注意です!これを避けるためにも、記事数を増やすことが有効だったのかなと思っています。

結構見落としやすいポイントなので、コンテンツ量の少ないページがないか一度チェックしてみるのもアリですよ!明確な記事数のラインはありませんが、4〜5記事以上くらいあれば良いのかなって勝手に思ってます。
申請までの期間を空ける(6〜7日程度)
再申請までの期間を6〜7日程度空けることも、コロナ対策には有効だと感じました!こう感じた理由としては、アドセンス審査は短期間で再申請を繰り返すと機械的に弾かれる可能性や、再申請まで1ヶ月半程度審査できなくなることもあるからです。
アドセンス審査に落ちまくってその度に少しづつ手直しして再審査リクエストしてたんだけど、落ち続けたせいか、1ヶ月半審査出せなくなった!
— マリア (@remaripon) May 8, 2020
マジ?回数制限あったのか!何回も大丈夫なんてウワサもあったがこれが最新のGoogleの答えです!#アドセンス審査#adsence pic.twitter.com/3KN2Q4FThw
上でも書いたようにコロナの影響でグーグル側も審査するサイトの優先順位を付けていると思われるので、ちょっとだけ修正して根本的な問題解決ができていないサイトは後回しにされるのでしょう。単純に再申請までの期間を空ければ良いわけではなく、きちんと問題箇所を修正する期間に充てるのがおすすめ!
結局、審査されても不合格になれば意味ないので、不合格理由をクリア出来たと思うタイミングで申請するのがベストです。裏を返せば、不合格理由をクリア出来ていれば再申請まで期間を空ける必要もないかも!
グーグルアドセンス審査対策のまとめ
グーグルアドセンスに合格するまでの2ヶ月半は、本当に苦しかったです。どこが原因なのかが、わからなくてヤキモキしていました。

本当に、何度も諦めようかなと思いました(笑)
ただ、苦しんだ分だけ自分なりに原因を分析して、対策を立てたことがアドセンス審査合格に繋がったのだと思います。この経験が『コンテンツが複製されたサイト』と『コロナの影響』でアドセンス審査に苦しんでいる人たちの役に立てば幸いです。
合格までのポイントやコツをまとめた本も、非常にタメになるので一読の価値ありでした。苦しんでいる方は、参考にしてみても良いかもしれません。僕のオススメは、こちらの本です。

諦めなければアドセンスは必ず合格できるので、苦しんでいる方ももう一踏ん張りしてみて下さい!