
前回のアドバイスで、自分が転職すべきかどうか整理して考えてみたけど、やっぱり転職したいなぁ〜

冷静に考えて転職したいということであれば、次のステップに進む必要があるね!何か、出来ることがあればアドバイスするよ!

転職っていえば、転職サイトとかを使ってやっていくものって聞いたことあるんだけど、どれ選べばいいか分からなくて・・・

じゃー、今回は僕が実際に使った転職サイトのことについて教えようか!
- 転職サイトとは?
- 転職サイトの比較・使用した感想
転職するかどうか悩んでいる方や、転職市場の現状やこれからについて知りたい方は下記も参考にしてください。
転職サイトとは?
転職サイトの概要
転職サイトとは、中途採用の求人案件をまとめているサイトのことです。
基本的にユーザーは無料で使用することができ、求人を出している企業にWeb上で応募ができるシステムになっています。
就職活動をした方であれば新卒時に就職サイトを使用された方も多いと思いますが、要はその中途採用版なのでスムーズに使用出来ると思います。
何故無料で使えるのか?
求人掲載企業がサイト運営会社に求人掲載料を支払っているため、ユーザーには料金が発生しないのです。
ハローワークとの違い
ハローワークとの違いは、掲載されている企業の質でしょう。
ハローワークは求人掲載が無料で出来るため、資金力の弱い中小・零細企業や採用にコストを掛けない企業であることが多いです。つまり、採用にそこまで注力していないとも言えるでしょう。
転職サイトは求人掲載にコストが発生するため、ハローワーク求人よりも資金力や採用に注力している企業が多いと言えます。
スカウトサービスとは?
スカウトサービスとは、サイトにプロフィール、職務経歴、希望する条件を登録しておくだけで企業側から応募を促してくるサービス。ある程度のスキルや経歴があれば、頻繁に企業や転職エージェントからスカウトメールが届きます。


企業側から応募の誘いがあるのは嬉しいよね〜!
転職サイトの比較・使用した感想
使用したことのある転職サイト
転職サイト | おすすめ度(5段階) |
①リクナビNEXT | ★★★★★ |
②マイナビ転職 | ★★★★★ |
③エン転職 | ★★★ |
④doda | ★★★★ |
⑤Indeed | ★★★★ |
僕が使用したことのある転職サイトは、上記5つです。簡単にそれぞれのサイト毎の感想を書いていきたいと思います。
①リクナビNEXT(おすすめ度:★★★★★)
- 求人案件数:42,000件以上(※2020年3月現在)
- スカウトサービス:あり
- 利用者数:900万人以上(※2020年3月現在)
- 業界最大手
- 公式サイト:https://next.rikunabi.com
転職を検討するのであれば、リクナビNEXTへの登録は基本といったところです。転職サイトとしては定番中の定番のため、初めての転職の方にもピッタリです!
- 大手から中小企業まで、業界も幅広く求人案件数が豊富
- 『グッドポイント診断』と呼ばれる自己分析ツール
- 転職ノウハウコンテンツがあり、転職に関する手続き関係はおおよそ解消できる
業界最大手サイトというだけあり、求人案件数が非常に多いです。また、業界・年齢層・地域も幅広くカバーしており登録しておいて損はありません。
また、求人を出す企業側もリクルートが運営している、豊富な実績があるなどの理由からリクナビNEXTのみに出稿している企業も正直多いです。大きなデメリットは特になく、大手企業も結構掲載しているので転職活動を始めるのであればリクナビNEXTは外せないといったイメージです。
『グッドポイント診断』と呼ばれる自己分析ツールも使えるため、自分の強みの発見や適職診断などに活かせます。転職活動をいざ始めると「自分の強みってなんだろう?」と悩む方も多いと思うので、非常に重宝することと思います。僕も使ってみて初めて気付く強みを認識出来たのは、後の面接に活かせました。
転職ノウハウコンテンツも充実しており、履歴書・職務経歴書の書き方、面接の質問、お礼メールの書き方など様々なことが分かるようになっており使い勝手はかなり良し!
・転職サイトはどこを使えばいいか迷っている人
・初めて転職活動をする人
②マイナビ転職(おすすめ度:★★★★★)
- 求人案件数:約10,000件(※2020年3月現在)
- スカウトサービス:あり
- 利用者数580万人以上(※2020年3月現在)
- マイナビ転職限定の求人が80%以上(※2020年3月現在)
- 公式サイト:https://tenshoku.mynavi.jp
マイナビ転職も、リクナビNEXT同様に大手サイトです。求人案件はリクナビNEXTに比べるとかなり少ないですが、マイナビ転職限定求人が80%以上のためここでしか応募出来ない求人も多いです。
- 未経験者向けの求人が多い
- プロのキャリアアドバイザーによる履歴書や面接などのアドバイス
- スカウトサービスからの案内が多い
僕の使ってみたイメージとしては、20代〜30代前半向けの求人や未経験者でもOKの求人が多いイメージです。ですので、若年層の転職向けが強いのかなという印象を受けます。ただ、若年層の未経験OKの求人が多いということで離職率の高そうな企業の求人も多いのではないかなと、個人的には思っています。
また、プロのキャリアアドバイザーによる履歴書の添削や面接のコーチングなどが無料で受けられます。プロ目線で、履歴書や面接の採点をしてアドバイスをくれるので自分の改善ポイントが見つけられます。実際、僕は自分では中々気付けないポイントに気付けたし、何より無料で受けられのでこのサービスは非常にオススメしたいです!
他には、スカウトサービスでの応募案内が非常に多いです。これは、自分の希望する求人ではないことも多いので良し悪しですが、思わぬ掘り出し企業と出会える可能性も!
若手ビジネスマンは、登録しておけば選択肢の幅が広がるのは間違いないです。
- 20〜30代前半の若手社会人
- 未経験の職種に挑戦したい人
③エン転職(おすすめ度:★★★)
- 求人案件数:5,200件以上(※2020年3月現在)
- スカウトサービス:あり
- 利用者数:約750万人(※2019年7月現在)
- 2年利用者満足度No.1(※2020年3月現在)
- 公式サイト:https://employment.en-japan.com
エン転職は、転職の利用者満足度No.1ということや近年CMも多く放送していることから利用者も多く、企業の口コミと連動しているので他サイトと比較して企業の実情が分かり易いです。
- 企業の口コミと連動しているので気になる企業の実情がわかる
- 担当者から見た企業の良い点・そうでない点などがわかる
- 企業ごとの面接対策レポートが利用できる
エン転職の一番の特徴としては、企業の口コミをサイト上で見ることができることです。従業員(元従業員)の方たちの生の意見を知ることができるので、僕も応募前に参考にさせてもらっており、それは大変助かりました。求人票やHPだけでは分からない部分を知れるので、マッチングが図りやすいです。
また、企業を取材した担当者からの良い点・厳しい点などの意見もわかるため、応募前にその企業が自分に合っているかどうかをイメージしやすいです。
面接前になれば、面接対策レポートでその企業の面接情報を見ることが出来るようになります。志望度の高い企業の面接前には、緊張するもの。対策レポートで面接のイメージを掴んで対策できますのでおすすめです。
求人数は他と比べると少なく地方の求人などがあまりないかなという印象です。また、スカウトサービスでは「いきなり社長面接」などの特典もありました。この「いきなり社長面接」などからも分かるように、掲載企業は中小企業が結構多いです。
こちらも、登録前に求人をざっと見て自分の希望の条件に合うかどうかを確認してから、登録するかどうかを決めてもいいかなという感じです。
- 自分にマッチングした企業をじっくりと探したい人
④doda(おすすめ度:★★★★)
- 求人案件数:80,000件以上(公開求人のみ。※2019年11月現在)
- スカウトサービス:あり
- 利用者数:520万人以上(※2019年11月現在)
- 非公開求人が5万件以上(※2019年11月現在)
- 公式サイト:https://doda.jp
dodaは、リクナビNEXTに次ぐ業界最大手クラスのサイトで老舗です。求人数が多く30代のミドル層向けが多めです。20代の若手層・未経験者向けの求人は他と比べると比較的少ないイメージです。
- 大手企業の掲載が多め
- エージェントサービスも同じ画面で管理可能
- スカウトメールの数が非常に多い
dodaは、求人掲載数が多くまた大手企業が多いのが特徴です。ハイクラスへの転職を考えるのであれば活用すべきです。
ただ、いわゆる大手企業や優良企業は書類選考の難易度が高いため、単純に応募するだけではなかなか選考に進みにくいです。そこを補うように、dodaは転職エージェント(転職支援サービス)が充実しています。
転職エージェントの詳細に関しては、こちら。
そこで、特に使いやすいと思ったのが転職サイトのアカウントでエージェントの求人も管理できるところです。他の転職サイトでは、エージェントサービスは別サービスの位置づけなので別アカウントが必要になるのですが、dodaはまとめて管理できます!


ぶっちゃけ、エージェントを併用してると切り替えるの怠いんだよねw
また、スカウトサービスにて非公開求人が送られてくる可能性もありますし、スカウトメールの数が他のサイトと比べてめちゃくちゃ多かったので、多くの企業と接点ができます。
- 大手企業に転職したい人
- エージェントサービスの併用を考えている人
番外編:Indeed(おすすめ度:★★★★)
- 求人案件数:約800,000件(正社員求人のみの場合※2020年3月現在)
- 利用者数:1,000万人以上(※2020年3月現在)
- アメリカ発祥で、現在はリクルートの子会社
- 転職サイトではなく、求人の検索エンジン
- 公式サイト:https://jp.indeed.com
今かなり波に乗っている転職サービスとして知名度を上げているIndeed。CMもバンバンやっており、スキャンダルがあったあの女優さんも一時期CMに出てましたよね・・・
- 転職サイトに比べ求人数が圧倒的に多い
- 転職サイトや企業サイトにある求人をまとめて検索可能
転職サイトではなく求人の検索エンジンというのが特徴です。何が違うのかと言うと、Indeedで求人を探すときは自らの気になっている『キーワード』と『勤務地』の二つの検索窓から探すと言うシンプルなモノになります。
ここでのキーワードには職種や業種(例:営業など)をアバウトに入力できます。すると、GoogleやYahooのように検索結果が表示され、それに適合する求人に応募が出来ると言う仕組みです。
また、Indeedは求人数が圧倒的に多いです。Indeed掲載されている求人は、求人サイトや企業の採用ページから拾ってきているため、横断的に求人検索が出来るのが最大の強みです。つまり、求人を探すだけであれば他の転職サイトにいちいち登録しなくてもIndeedで検索すれば自分に合った求人が見つけられると言うことです。
正直、このサービスはかなり便利です。登録して、そのサイト毎に管理してと言う手間がないので効率が良いですね。また、求人にはよりますが「求人を見るボタン」を押すと企業の採用ページに飛ばすようリンクが貼られているところもあり、スムーズに企業のことを調べられるよう導線が敷かれているのも手間が省けていいです。
デメリットをあげるのであれば、Indeed内での求人票は基本的に画像がなく文章のみなので、仕事に対するイメージが湧きにくいところ。文章だけって、全く応募する気になれないのは僕だけ?w
ですので、Indeedで気になる求人票があれば自分でその企業のことをしっかりと調べることが大事になってきますね。
- 多くの求人から応募企業を選びたい人
- 複数の転職サイトに登録するのが面倒な人
まとめ
今回の記事では、実際に僕が使用してみた転職サイトの使い勝手を比較してみました。
人それぞれ使いやすい転職サイトがあると思うので、ぜひこの記事を参考に活動を進めてもらえれば幸いです。
自分の希望する求人を見つけるため、転職サイトは複数登録して転職エージェントと併用すると効率的に転職活動が行えるのでおすすめです!
次回は、転職エージェントに関して書いていく予定です。